内閣総理大臣安倍三氏の突然の辞任、新聞各社が号外を出し日本中を震撼させたビッグニュースでした。
当日、翌日は麻生太郎氏が後継総裁として大本命でまず間違いない方向で政局は動いていましたが、時が経つにつれ、あれよあれよという間に福田康夫氏にとって変られ、現状彼以外の目が無くなりました。
国内外の権力者を省みるに、近現代において、古くはスターリン、毛沢東、パク・チョンヒや金日成/金正日親子、イラクのフセイン、カンボジアのポルポト等、これら独裁者は自分の政敵やライバル或は罪をきせられた一般人が何百万、何千万もの自国民を虐殺、粛清し、それでものうのうと天寿を全うしています(パク・チョンヒ、フセインは別として)。
かたや民主主義国、英国の鉄の宰相サッチャー女史の強靭な精神力、米国においても元大統領のニクソンも権力に固執しウォーターゲート盗聴事件で弾劾裁判の判決が下るまで一歩も引かず権力に固執していました。その反面日本の総理大臣、本人の強い希望でなったにもかかわらず、TPOもわきまえず突然の政権投げ出し、驚くと言うよりも唖然としました。
振り返ってみるに、彼ほど生まれた時から帝王学を学び、その路線に沿って教育された者がその希望の頂点に達し、これからという時に投げ出した訳です。
我々とは全く違う家庭、社会環境の中で純粋培養された訳です。より強靭な精神力、頭脳、政治的スキルを持ち合わせている筈です(総理になること自体が目的だったのか?)。
しかしながら今回のこの一件、個人的には親しみを感じざるを得ません。
今まで、一国の最高権力者とは、全く別次元、別レベルの人種だと思っていましたが、
所詮我々と同じように悩み、苦しみ、精神/肉体に異常をきたす。
次に押されている福田氏にしても政策というよりはむしろ彼を好きか嫌いか、気が合うか合わないかという様な視点での選択、非常に人間的というか、感情で政局が流れているように見受けられます。
安倍氏はまだ若いし、歴代の総理が決して口に出せなかった教育基本法や憲法の改正等(賛否は別にして)一歩踏み出した事は評価されます。
自らの内閣で提唱しているセーフティネット、再CHALLENGEを自らに当てはめては如何でしょうか。
東京/藤井
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