春の花といえば、早春を代表する花の一つに菜の花があります。

菜の花の原産地は地中海沿岸や北ヨーロッパなどの地域とされており、かなり昔から日本にやってきて定着したとされています。
菜の花にはじつは様々な用途があり、食用、採油用、観賞用、あるいは肥料としてなど、いろいろな形で活躍しています。そして、その用途ごとに別名を持っているのです。
食用にする時は塩に漬けたり、あえ物にしますが、そうした場合はアオナ、菜花(なばな)という呼び方をします。
油を採る時には、アブラナ(油菜)といったり、ナタネ(菜種)という呼び名をします。
菜の花の咲く時期である3月中旬から4月にかけての天気のぐずつきを菜種梅雨(なたねづゆ)などと呼ぶことからもうかがえるように昔は、このナタネという言い方がよく使われていたようです。
菜の花畑が減ってきた今では、菜の花の黄色はのどかな春の田園風景の象徴でもあり、冬の間は見かけることのなかった黄色が、畑の一面に広がる様子は、暖かな春がいよいよやってきたと感じられる風景ですね。
神木
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