2010.07.14

機能から気分

10数年前によく言われたのは、「携帯電話の普及によって服に使うお金が減り、ファッション誌が売れなくなった」というような話。今も状況は大差がないかも?Tシャツに1万円とか、スニーカーに5・6万円を投じていたような若い人たちが以前はたくさんいた。
ある種のバブルでした。それが携帯の普及とともに、お金の使い道が変わっていった。
「携帯によって」というのは、単純化しすぎかもしれませんが、異業種のヒット商品によって「お金の使い道が変わる」というのは、非常に注意すべき事です。使える金額は限られていますから、何かに使えば、何かを削ることになる。どの業界から影響を受けているのか?ここを考えないと……。一見無関係のように見えることもあります。だから、頭を使う必要があるのでは。お客様は機能を買うことよりも、気分を買うこともあると思うので、現実的な機能面ばかりに目を向けていると、気づかないことが多いのでは……。
気分を買っていただいたお客様に対して、どのように商品の付加価値を高めていくのか?
それに気づくことができれば、異質化された商品となります。
「気分」に対して付加価値を高めた商品もありかな?
たぶん、これからの可能性は、機能性より気分性。気分性という言葉は無いですが、もっと、もっと気分よく生きていきたいとおもいます。

柴藤

2010.07.13

電子書籍は?

わたしたちの毎日の生活は驚くほど多量の紙媒体に囲まれています。
会社の引出しの中身はすべて文具か紙媒体です。これをすべて電子化するのは不可能。
紙媒体だからこそ便利なものがいっぱいあります。紙の本も紙媒体だからこそ価値のあるものがいっぱいある。スローやしゅんがそのまま電子書籍化することは考えにくい。一般の書籍についても紙だからこそ価値を感じられるというものが多い。
今後数年間は混乱もあるでしょうが、電子書籍をどのように取り込んでいくのか。
これは時代の流れですから、逆戻りするとは考えにくい。マーケットは、大きく膨らんだり縮んだりするものですから、別なメディアが誕生すると従来のメディアが影響を受ける……と単純に考えるのは短絡的ですが、魅力・価値ちゃんとあれば減らないでしょうし、むしろ、新たなツールを獲得することによって、魅力・価値が増すわけです。もしかすると業界を大きく変える可能性もあるかも知れません。また、今は説得力ではなく、納得力の時代ですから、「納得が得られるにはどうするのか?」を真剣に考えなければなりません。たぶん、ビジネスにおけるコミュニケーションは、納得力とか、共感力、感謝力を持った人によって高められていくのでしょう。

柴藤