10数年前によく言われたのは、「携帯電話の普及によって服に使うお金が減り、ファッション誌が売れなくなった」というような話。今も状況は大差がないかも?Tシャツに1万円とか、スニーカーに5・6万円を投じていたような若い人たちが以前はたくさんいた。
ある種のバブルでした。それが携帯の普及とともに、お金の使い道が変わっていった。
「携帯によって」というのは、単純化しすぎかもしれませんが、異業種のヒット商品によって「お金の使い道が変わる」というのは、非常に注意すべき事です。使える金額は限られていますから、何かに使えば、何かを削ることになる。どの業界から影響を受けているのか?ここを考えないと……。一見無関係のように見えることもあります。だから、頭を使う必要があるのでは。お客様は機能を買うことよりも、気分を買うこともあると思うので、現実的な機能面ばかりに目を向けていると、気づかないことが多いのでは……。
気分を買っていただいたお客様に対して、どのように商品の付加価値を高めていくのか?
それに気づくことができれば、異質化された商品となります。
「気分」に対して付加価値を高めた商品もありかな?
たぶん、これからの可能性は、機能性より気分性。気分性という言葉は無いですが、もっと、もっと気分よく生きていきたいとおもいます。
柴藤